あとがき
ここまで読んで下さり真にありがとうございました。
さて、今回月下の炎の番外編第一弾「皓白(こうはく)の心に漆黒の雨が降る」いかがだったでしょうか?
タイトル長いなぁと思いつつ、ほかにいいのが思いつきませんでした。私自身は一人称で書くのは初チャレンジだったのでかなり楽しかったですね。
本編ではなかなか書けなかった久苑の内面と過去を大放出です。キャラの中では彼が一番複雑ですね。本編を読んだだけではここまでひどい性格だとは思いもしなかっただろう読者もいることでしょう。
ちらりとは醸し出していましたが…読み直すとひどいな……。
まぁ、こういう奴だったということで。久苑ファンの方がどういう風に受け取られるのかちょっと怖いです…。
本編の後日談と回想がメインです。旺と久苑の二人はけっこう似た者同士なところがあります。そう言うところも含めて仲がいい幼馴染という感じでしょうか。
バトルも無く、ただひたすら心情描写だったので、とても楽しくて、しんどかったです。
彼がなに考えているのかまったくわからなくなったりもしましたから。
彼のエピソードは多いのに書けていないものが多数なので、絞り込みが大変でした。十年前のあの日や、その前にあった分家とのいざこざも考えていたのですが、どちらかというと、静馬視点の方が多いので、あえて書かずに幼少期の回想がメインとなりました。
0区で彼が過ごした十年もなかなか厳しい日々で、彼の笑顔を確固たるものとしたのはある事件があったからとか…まぁ、それは莉玖も絡んできたりしたり…。結局あまり書けていないのかもしれません。でもまぁ、本編に沿った形ならば、これで十分かな、と思います。四章での隆正のビビりっぷりはここから来てますんで(笑)

こののち彼がどういう風に歩いて行くのかは作者の口からは何とも言えません。
ただ、久苑も成長はしているのです。彼はここからということで。

つらつらとくだらないことを書きましたが、このへんで。

いつも、支えて下さる読者様には本当に感謝しています。

では、また別の作品でお会いできることを祈って。


二〇〇九年一月某日 夜咲 





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